歯科技工士/早川純です。
以前、天然歯についてまとめました。2022/06/01記事参照。
そこで、写真についても歯科技工士は学ばなければならないとお話しました。
読まれている方の中にも歯科医院でお口の写真撮影を経験された方がいらっしゃるのではないでしょうか?
人が物を見るためには光が不可欠です。
つまり写真は、光を撮るものと捉えることも出来ます。
光を正面から当てるのか?それとも壁に当ててから撮影するのか?撮影方法は様々です。
撮影する光によって写真に大きな影響を与えることも、考慮が必要です。
上段撮影方法は写真の切れ味/立体感、色の再現性に優れています。
しかし、機材が重くテクニックが必要です。
下段の撮影方法は影が出来にくく、失敗のリスクが少ないです。
しかし、写真が淡白で平面的になりがちです。
比較的軽いため、女性スタッフでも扱い易く医院ではこのタイプが多いです。
それぞれに長所・短所がありますが、必要とされる状況によって使い分けが求められます。
最近では、SNSなどにより写真撮影する方が増えていると思います。
【ばえる】ために映える写真を撮る・・・写真は奥が深いですね。
歯科医院を選ぶ際に、HPの写真など自分で撮影した写真を使用しているかといった点も医院選びの参考になるかと思います。
患者さんの立場からでは分かりにくいとは思います。
ですが、写真にこだわり、撮影が上手な歯科医師は技術が高い先生であることが多いと思います。
株式会社Dental Blue Ocean早川丸 早川純