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スマホにてお読みの方は、横向きにしていただくと読みやすくなります。
以前、2021年2月5日の記事にてCADCAM冠をお伝えしました。
今回は、CADCAM冠/前歯部についてです。
CADCAM冠をご存知ない方は上記の記事と合わせてお読みいただくと
わかりやすいと思います。
2020年9月1日より、前歯部のCADCAM冠が保険適用になりました。
写真が前歯部CADCAM冠の症例ですが、保険適用の従来製作方法である
金銀パラジウム合金フレームに歯科用硬質レジンを盛った被せ物である
硬質レジン前装冠に比較すると、金属を使用しないため
白い材料のみで綺麗に仕上げることが出来ます。
金属アレルギーの心配がないことや、硬質レジンよりも吸水性の少ない
ハイブリッドレジンを材料として使用していることが特徴です。
金属を使用していないので、将来的に歯茎が黒ずむといった心配もありません。
過去に前歯部分を保険治療していて、金属を使用した被せ物がお口の中に入って
いる場合に、患者様が再治療を希望されることが増えています。
金属を使用しない保険治療として、注目されていますので治療に入られる前に
自費のセラミック治療と比較して検討されても良いのではないでしょうか?
しかし、治療部位や被せ物の大きさによっては製作できないこともありますので
担当歯科医師にご確認いただけたらと思います。
使用材料 クラレノリタケ デンタル株式会社 カタナ アベンシアN
株式会社Dental Blue Ocean早川丸 早川純